OPENAI API START GUIDE

OpenAIを、
vtplusの業務で使う。

できること、利用の手続き、費用の目安。
はじめての方にも分かる、準備ガイド。

商談準備、対応履歴の要約、回答案の作成、名刺の読み取り。OpenAIのAPIをvtplusにつなぐことで、普段の業務画面からAIを活用できます。お客様側で行う登録・支払い設定と、導入時に確認することをまとめました。

vtplusいつもの仕事に、AIのプラスを。ご契約前・ご利用前の準備に

FIRST, KNOW THE DIFFERENCE

必要なのは、業務システムから使うためのAPI利用準備。

ChatGPTは、人がチャット画面でAIを利用するサービスです。一方、APIは、vtplusのようなシステムからAIを呼び出すための窓口です。このページでは、OpenAI APIのアカウントと請求設定を用意し、vtplusに接続する方式をご説明します。

混同しやすい二つのサービス
確認することChatGPTOpenAI API
主な使い方人がチャット画面等から利用。vtplus等の対応システムから呼び出して利用。
料金の考え方契約プランと、その利用条件に従う。モデル・処理量・利用機能に応じたAPI料金。
vtplusでの準備有料ChatGPTプランの購入だけでは、API接続の準備は完了しない。APIの請求設定、接続用のキー、対応アプリ側の設定を行う。
社員全員が、有料のChatGPTを契約する必要はありません。

APIキー方式のvtplus連携では、会社のOpenAI APIプロジェクトを用意し、対応する業務支援アプリから利用する構成にできます。利用する社員はvtplus側の権限で操作し、OpenAIの管理と請求は担当する管理者が行います。ログイン情報やAPIキーを全社員に共有する方式ではありません。

API利用料とChatGPTのプラン料金は別の扱いです。参照:OpenAI公式の料金・API利用の区分、APIの利用開始ガイド。他の認証方式・クラウド経由の提供は、本ページの対象外です。

01 / WHAT YOU CAN DO WITH VTPLUS

調べる・整理する・下書きする。
日々の仕事を、AIで支える。

OpenAI APIと対応する業務支援アプリを組み合わせ、CRMにある情報や入力内容を業務に活かします。使いたい仕事から、必要な機能と送信する情報を選びます。

営業・提案

商談前の情報整理を支援。

顧客・案件・活動の経緯を整理し、商談前に確認したいことをまとめます。企業情報の調査や、次のアプローチを考える材料にも活用できます。

関連する業務支援アプリ:AI商談準備、AI企業情報調査、AI顧客ブリーフ等
問い合わせ・サポート

履歴の要約と、回答案の作成。

問い合わせの内容や経緯を整理し、対応前の状況把握を支援。FAQや過去の対応を参考に、担当者が確認・編集する回答案をつくります。

関連する業務支援アプリ:AIサポートブリーフ、AI回答支援等
入力・文章作成

文章を、記録や下書きへ。

活動内容を文章で入力して整理したり、顧客情報を参考にメールや案内文の下書きを作成したり。入力や文章作成の負担を減らす使い方を考えます。

関連する業務支援アプリ:AI活動入力支援、AI文章作成等
名刺・顧客情報

名刺の読み取りから、登録を支援。

名刺画像から氏名・会社名・連絡先などの抽出を支援します。担当者が読み取り結果と既存の顧客情報を確認し、登録につなげます。

関連する業務支援アプリ:AI名刺取り込み
OpenAIの利用準備と、vtplusの機能設定をセットで進めます。

対象の業務支援アプリ、対応モデル、送信する情報、利用者の権限、結果の確認方法を設定します。契約やAPIキーの発行だけで、すべての業務が自動化されるものではありません。

掲載は活用例です。導入するアプリ・バージョン・要件に応じて利用可否を確認します。企業調査には検索等の仕組みが必要で、APIの契約だけで常に最新情報を取得できるわけではありません。業務支援アプリ一覧を見る

02 / ACCOUNT, BILLING & CONNECTION

利用開始までの、七つの手順。

お客様側で管理するアカウントと支払い方法を用意し、vtplusへの接続と試行を行います。業務の選定や接続設定はアイプランナーが支援します。

  1. STEP 01

    使いたい業務と、管理する人を決める。

    最初は「商談準備」「問い合わせの要約」など、一つの業務を選びます。管理者・請求を確認する人・利用者を決め、利用件数と試行予算を整理します。

    顧客情報、問い合わせ内容、名刺画像など、AIへ送信する情報も先に決めます。社内の情報管理ルールに合わせて、利用する範囲を選びます。

    ここまでできれば:用途・担当者・試行する範囲が決まった状態。
  2. STEP 02

    OpenAI Platformに登録・ログインする。

    OpenAI Platformを開き、会社で管理できるアカウントで登録・ログインします。画面に表示される認証、規約の確認、必要な登録を進めます。

    既存のアカウントを使う場合も、会社のAPI利用を誰が管理するかを確認します。ChatGPTの契約状況と、API側の支払い設定は分けて確認してください。

    ここまでできれば:APIの管理画面にアクセスできる状態。
  3. STEP 03

    会社の組織情報と、vtplus用プロジェクトを確認する。

    組織(Organization)の名称・管理者を確認し、vtplusで使うプロジェクト(Project)を用意します。例えば「vtplus本番」のように、用途が分かる名前にします。

    必要な管理者を個別に招待し、役割に応じた権限を設定します。検証と本番を分ける場合は、プロジェクトも分けておくと利用量を確認しやすくなります。

    ここまでできれば:費用と接続先を管理する単位が決まった状態。
  4. STEP 04

    支払い方法と、請求条件を設定する。

    請求・支払いの設定(Billing等)で、表示される案内に沿って会社の支払い方法と請求情報を登録します。プリペイド方式の場合は、必要なAPIクレジットを購入します。

    最低購入額、有効期限、自動追加の有無・金額は、購入画面で確認します。表示される請求方式はアカウントや契約条件で異なるため、法人の個別契約や請求書払いが必要な場合は事前に確認します。

    ここまでできれば:API料金を支払える状態。カード情報はお客様側で登録します。
  5. STEP 05

    費用の通知と、必要な利用上限を設定する。

    組織・プロジェクトの利用制限設定で、月々の費用を確認できるようにします。金額の通知(Spend alert)と、到達時にAPIを停止する上限(Hard spend limit)は、役割が異なります。

    通知だけではAPIは停止しません。停止を伴う上限を設定する場合は、業務への影響と再開する担当を決めます。上限の反映には遅れがあり、記録額が設定額を少し超える場合があります。

    ここまでできれば:利用状況を見て、必要に応じて止める・増やす判断ができる状態。
  6. STEP 06

    接続用のAPIキーを発行する。

    vtplus用のプロジェクトで、接続に使うAPIキーを作成します。APIキーは、vtplusからOpenAIへ接続するための秘密の認証情報です。必要な権限に絞り、安全に保管します。

    個人の退職・異動に備え、利用構成に応じてサービスアカウント等の管理方法も確認します。キーを一般のメールやチャットに貼り付けず、登録先と受け渡し方法は導入時にご案内します。

    ここまでできれば:会社で管理する接続用の認証情報が用意できた状態。
  7. STEP 07

    vtplusに接続し、少量のデータで試す。

    利用構成に応じたAI設定欄へ、管理者が接続情報を登録します。利用するモデル・対象アプリ・送信する情報を確認し、まずは機密情報を含まないテストデータで動作を確認します。

    AIの結果とOpenAI側の利用量・費用を確認し、実際の1回あたりの量を把握します。問題がなければ、限られた利用者・業務から開始し、必要に応じて利用を広げます。

    ここまでできれば:接続・結果・実際の費用を確認したうえで、利用を始められる状態。

画面名や設定項目は変更される場合があります。実際に表示される管理画面と、導入するアプリの仕様を確認して進めます。参照:OpenAI API Quickstart、組織・APIキーの管理、費用通知・停止上限。

03 / HOW MUCH WILL IT COST?

費用は、モデル・情報量・回数で変わります。

OpenAI APIは、vtplusの利用料とは別の費用です。テキスト処理では、AIに渡す情報(入力)と、AIが生成する情報(出力)の量を、トークンという単位で計算します。トークンは文字そのものではなく、日本語の文字数と1対1では対応しません。

MODEL

どのモデルを使うか。

モデルごとに単価が異なります。必要な品質と処理内容に合わせ、vtplus側で利用できるモデルを確認します。

VOLUME

どれだけ情報を渡すか。

指示文、顧客情報、過去の履歴やFAQ等も入力に含まれます。長い履歴や大きな資料ほど、処理量が増えやすくなります。

FREQUENCY

何回、呼び出すか。

利用者が押す1回の操作で、複数回APIを呼ぶ構成もあります。月間のAPI呼び出し回数を把握して試算します。

試算に使うモデルと単価

GPT-5.4 mini

入力
$0.75
100万トークンあたり
出力
$4.50
100万トークンあたり

標準テキスト料金。キャッシュ・Batch等の割引、追加の推論、ツール料金は含めません。対応モデルは導入構成ごとに確認します。

1回のAPI呼び出しを仮定

入力2,000+出力500トークンなら

入力:2,000 ÷ 100万 × $0.75
出力:500 ÷ 100万 × $4.50

約$0.00375 /回

1ドル=150円と仮定すると、
約0.56円/回です。

単価確認日:2026年10月21日。参照:OpenAI公式モデル料金。円換算は説明用の仮定で、現在の為替相場ではありません。実際の請求は、適用単価・税・決済時の換算や手数料等により異なります。

同じテキスト処理を繰り返した場合の参考月額
月間API呼び出し回数OpenAI API料金の試算円換算の参考額
1,000回$3.75約563円/月
5,000回$18.75約2,813円/月
10,000回$37.50約5,625円/月

すべて1回あたり入力2,000・課金対象の出力500トークンとした計算例です。成果実績や実測値、最低料金・定額プランではありません。円換算は1ドル150円、1円単位で四捨五入。税・為替手数料等、vtplus利用料・設定開発費等は含みません。

名刺画像・音声・検索は、このテキスト試算とは分けて考えます。

名刺画像の読み取りは画像のサイズ・処理方式等でも量が変わります。音声や検索を使う構成では、対応モデル・ツールの料金も確認します。長い履歴、追加の推論、再生成や複数回の呼び出しによっても費用は増えます。

支払う先と、費用の中身を分けて確認。

本ページの方式では、お客様がOpenAIのAPI利用を契約し、OpenAIへの利用料と、vtplusの導入・運用費用を分けて管理します。

費用を確認する三つの区分
費用区分主な支払先主な内容
OpenAI API利用料OpenAIモデル・処理量・利用するAPI機能に応じた料金。
vtplusの利用・運用費アイプランナー等、契約する各社CRMサポート、業務支援アプリ、インフラ支援・実費等。
設定・追加開発費アイプランナー接続設定、個別の業務設計、新規開発等。範囲に応じてお見積り。

業務支援アプリの定額利用に、OpenAI等のAPI実費や個別開発がすべて含まれるわけではありません。vtplusの料金・導入費用を見る

まずは少量で、実際の1回あたり費用を確認。

モデルと業務を決めて試行し、OpenAIの利用状況から処理量を確認します。「実際の1回あたり費用 × 月間の想定呼び出し回数」を基本に、画像・音声・検索等の費用を加え、利用が増えた場合も試算します。

04 / MANAGE DATA & COSTS

使う情報と費用を、会社として管理する。

お客様が用途・利用範囲・予算を決め、アイプランナーが対応する設定と運用を支援します。普段の利用者は、決めたルールに沿ってAIの結果を確認しながら活用します。

DATA

学習に使われないことと、送信・保存は別です。

OpenAI APIへ送ったデータは、お客様が明示的に共有へ同意した場合等を除き、モデルの学習・改善に利用されません。これは、API利用に関する初期の扱いです。

一方、AIで処理する対象の情報はOpenAIへ送信されます。監視用ログは原則最大30日保存され、機能によって別のデータ保存がある場合もあります。保持をなくす仕組みには承認や条件があります。

利用する情報、対象機能、保存の扱いを確認し、社内ルールに合う形で始めます。

参照:OpenAI APIのデータ管理方針。法令・安全確保上の例外や機能ごとの保存条件があります。

COST & ACCESS

利用状況と接続情報を、管理者が確認。

利用状況(Usage)と請求(Billing)を定期的に確認します。金額通知・停止上限を使い分け、想定外の利用があれば、対象のプロジェクトやアプリを確認します。

APIキーの管理者と更新方法、期限切れや支払い・上限で止まった場合の連絡先を決めます。キーを変更した場合はvtplus側も更新し、接続を確かめます。

AIの結果は、顧客への送信や正式な記録に使う前に、担当者が確認する手順を設けます。

APIの契約だけで、CRMの全データが自動的に送られるわけではありません。実際に送る情報は、利用するアプリと設定・操作内容によります。OpenAIの利用準備と、アイプランナーが開発支援にAIを使うことも、別に整理してご案内します。

WHAT TO PREPARE

ご相談時は、この五つが分かれば始められます。

詳しい技術仕様が決まっていなくても構いません。業務と予算から、必要なアプリ・設定・利用量を一緒に整理します。

  • 01
    AIで支援したい業務例:問い合わせの要約、商談前の確認事項、名刺情報の登録。
  • 02
    利用する部門・人数と、おおよその件数1日に何件、どのような情報を処理するかを確認します。
  • 03
    利用する情報の範囲顧客情報・履歴・FAQ・画像等、利用してよい範囲を整理します。
  • 04
    OpenAIのアカウント・支払い設定の状況未登録、登録済み、API利用中など、現在の状態をお知らせください。
  • 05
    社内の管理者・請求確認者と、試行の予算管理の窓口を決め、少量の試行から始めます。
パスワードやカード情報を、相談時に送る必要はありません。

OpenAIへの登録・支払い情報の入力はお客様側で行います。APIキーの登録方法とvtplusの設定は、対象の構成を確認したうえでご案内します。

FAQ

よくあるご質問

ChatGPT PlusやBusinessを契約済みなら、追加費用なく使えますか?

本ページで説明するAPIキー方式では、API利用の請求設定が必要で、API料金は別に発生します。ChatGPTの月額プランの利用枠を、そのままvtplusのAPI料金へ充当する方式ではありません。

OpenAIの契約は、社員一人ひとりに必要ですか?

会社のAPIプロジェクトと接続情報を管理し、vtplusの対応アプリから利用する構成にできます。利用者ごとに有料ChatGPTプランを購入することが、API連携の前提ではありません。管理者のアカウントと、vtplus側の利用権限を分けて設計します。

APIキーを発行すれば、すぐにすべてのAI機能が使えますか?

対応する業務支援アプリと、モデル・権限・送信情報等の設定が必要です。利用できる機能とモデルは導入構成によるため、契約・接続・テストをセットで確認します。

毎月の費用を一定額以内に管理できますか?

費用通知に加え、OpenAI側の停止を伴う上限を設定できます。通知だけでは利用は止まりません。停止上限にも反映の遅れによる小幅な超過があり、到達するとAI機能が使えなくなるため、運用と再開の担当を決めます。プリペイドの自動追加設定も合わせて確認します。

名刺の読み取りも、1回約0.56円で使えますか?

その金額は、指定したモデルで入力2,000・出力500トークンを処理するテキストだけの仮定です。名刺画像はサイズやモデル、送信内容によって費用が異なります。実際の画像と導入するアプリで試し、1件あたりの利用量を確認します。

入力内容は、OpenAIのAI学習に使われますか?

APIでは、明示的な共有への同意等がない限り、送信データはモデルの学習・改善に使われません。ただし、処理のための外部送信と保存の扱いは別です。利用機能に応じたデータ保持条件と、社内の利用ルールを確認します。

登録や設定が不安です。支援を依頼できますか?

ご相談いただけます。お客様側で行うアカウント・請求の準備と、vtplus側の設定を分けてご案内します。対象業務、既存の契約状況、想定利用件数を伺い、必要な支援範囲と費用をご提示します。

LET’S START WITH YOUR WORK

御社なら、どの仕事から
AIを使うか。

使いたい業務と、おおよその件数をお聞かせください。対応する業務支援アプリ、OpenAIの利用準備、試行する範囲と費用を一緒に整理します。

OpenAIの利用準備を相談する

構想段階・アカウント未登録でもご相談ください。APIキーやパスワードの値を、お問い合わせ欄に記載する必要はありません。